Moldavite

この石を初めてみたとき、どきっとするものがありました。説明文には宇宙からの石、隕石といったことも書かれていましたがたぶん、それだけではなかったと思う・・・・・・

まあ隕石かどうかは別として、色が独特なんです。グリーン系にはちがいないのですが・・・複雑な“みどり”。聞くところによると“ファンタジー・エメラルド”の異名でも呼ばれるとか。でも私、エメラルド本体にはあまり関心ないのです。おなじグリーン系の石なら、ひすいは好きですが・・・

以前よりは見かけるようになりましたが、このモルダバイト、稀少な石であることはたしかなので、それなりの価格は提示されます。つまり、個体が大きくなるほど、またアクセサリー加工が施されるほど高くなるわけで。石屋さんで見るだけでもけっこう楽しいです、私は。

どこか幻惑的な(?)色合いに惹かれて『僕のたからもの』ではサブタイトルに登場してます。何かの予兆のような雰囲気・・・

自然にとけこむ意識を感じ始めたころから鉱石に惹かれるようになり、『君はそれ以上~出会い』(同じく新風舎より)のなかでも鉱石名がでています。考えようによっては、人も鉱石であり、星であり、花なのかもしれませんね。

本日はたしか、ギター奏者の荘村清志さんの最新ベストアルバムの発売日じゃなかったかな?今度、リサイタルに行く予定なのですごく楽しみです。

文章にもリズムがあり、韻をふむ、といったことがあります。だからそこから音色がきこえてきそうな文章が書けたら(描けたら)いいな。

鉱石も、耳を澄ますと宇宙の、そして地球の息吹や鼓動(音色)がきこえてくるかもしれません。