雲のように ~霞石~

雲があるから空の青さが映える、と言った人がいる。・・・同感。

空の上から雲をみることがあると、すごくふしぎで神秘だと感じる。

雲ってなんだろう?

気象や天文には詳しくはないが、雲があると雷が発生したり、雨が降ったりするわけだ。つまり、もとの成分は水。そんなふうに、天と地とを行ったり来たりする。

さて、雲がかかる、という表現以外で“霞がかかる”とあらわすことがあるが、これは気象用語ではないらしい。もっとも、季語としてはおなじみだろう。この霞のついた鉱石があると知ったのは、ごく最近。図鑑によれば、ギリシャ語で雲の意味に由来することからこの名がついたようだ。

原宿のコスモスペースというお店で石を見せていただいた。他所できいた話でも稀少な石だということだった。・・・石には少なからず縁がある。だから魅せられるのかもしれない。