2007年 *いちばんうれしかったこと*

初めての本、『僕のたからもの』(新風舎)の出版のときも落ち着かなくて、そわそわ、どきどき、いろんな想いが交錯してましたが、それと似たような感覚があったのは、ある劇団の旗揚げ。

話を聞いたのが春で、自分の誕生月がはいってたりしたからぼんやりと(・・・春眠 暁をおぼえず??)、いつになるのかなあ・・・と想い、心待ちにしてました。

夏に出現したその劇団、『演劇集団スプートニク』。・・・この名前を聞いたとき、私は“よっしゃ!!”・・・と内心ガッツポーズをとっていた、かも?(かけ声にはあまり意味なし)

いえ、理数系は得意じゃないんで物理やら化学やら地学(?)などはよく分からんのですが、一応関心はあるんです。科学方面、かな。記事でも取り上げられてたと思いますが、旧ソ連の打ち上げた人工衛星スプートニク一号」、その打ち上げから50周年にあたってたんですね。漠然とだけど、劇団名きいたときそのことが浮かんでいました。

旗揚げ公演を秋におこなった演劇集団スプートニクのメンバーへ一言(・・・でおわんなかったらごめん)。~紹介かねて~

川岡大次郎さん:ドラマでちょくちょく拝見してましたが、たしかデビュー作「タイム・リープ」の主題歌を緒方恵美さんが担当されてたと思う~当時、緒方さんのFC会員だった(笑)~ので、その方面から存じてました。 ★粟島瑞丸さん:なまえが古風だ・・・話をきくかぎり、座長とじゃれてる感じですが、実際のところはどうなんだろう??誰かに似てる気がしてる・・・ ★佐藤晴彦さん:現時点では何といいましょうか、謎・・・!?そこが魅力だったりして。「晴彦」という響きは良いなあと。 ★福沢重文さん:・・・キャラが面白そう。要所押さえてくれるんじゃないでしょうか? ★吉岡毅志さん:このかたが座長です。・・・座長かあ・・・かないませんぜ、旦那(笑)自分は洋楽は詳しくないですが、ジャンル問わず音楽ってのは国境関係ないですね。考えてみれば人のつながりも、おなじかもしれない。便宜上区分はあっても、心ひとつで境界は越えられるんじゃないかって。

近年、月の存在が気になり始め、“かぐや”の打ち上げがあり・・・そんなとき、スプートニクの旗揚げを知りました。私は、宇宙は天空にのみ存在するのではなく、人のなかにも、またあらゆる場処に存在すると思っています。読書と音楽と絵画はどれが最初だったか思い出せないけれど、そこに演劇が加わることによって、ぐっと世界が、私の宇宙が広がっている気がしています。演劇集団キャラメルボックス成井豊さんの影響も大きいですが・・・たぶん・・・きっと、きっかけは座長だよ★

物理的にも精神的にも難儀なことが多いけれど、演劇集団スプートニクの応援、これからも精いっぱい続けようと思ってます。・・・ほんとうにうれしかった。ありがとう、謝謝!

♪BGM “Precious Junk”~『un-balanced』より Ken Hirai

楪 蒼朋 Yuzuriha Souhou