いまは会えないひとたちへ

自分のことを肯定することは大切だとよくいわれます。そのこと自体に異論はありません。

・・・でも、意外にたくさんの人が自己否定をしていたり、自分を好きじゃないと思っているようです。かくいう私もそのひとり、だったというのが正確かな?

好きになれない、という根本には人との比較があります。私もずーっと気になって仕方なかったし、いまもまったくないとはいえません。・・・だけど。自分で自分をのっけから否定しちゃったら、誰が味方になってくれるんですか?

それなりの年数を生きてきてやっと、100%じゃなくっていいんだ、と感じはじめた私。

もっと早く気づく人もいるだろうし、まだそう思えない人もいるでしょう。それならそれでもいいんです。ただ、あまりひどく傷つけないでね。と・・・

まわりの人も、知らないだけで同じような悩みをもっているかもしれませんよ。そして、いまのままのあなたのことをすきだと思っているひとや、いろんなことしりたいと感じているひともいるかもしれません。・・・それはきっと、あなたを通してじぶんをみつめる、いわば鏡のような存在になっているのだと。

子どものころからずっと、とくに友達がほしいとかいらないとか考えていない人間でした。ひょっとしたら自分のことにさえ興味がなかったのかもしれない。それでもちゃんと見ていてくれるひとがいて、想ってくれるひとがいたことが私をここまで連れてきてくれたのだと実感しています。

言えずにしまった想いや、ちゃんと応えることができなかったこと、ごめんなさいもありがとうも届けられなくなってしまったひとたちがいっぱい・・・ほんの一部ですが思い出して綴ってみたくなりました。榎さん、小林さん、立川さん、海野さん、田下さん、黒木さん、福間さん、渡辺さん、そして江藤さん・・・みなさん、お元気ですか?たとえ会うことがかなわなくても私のなかにみなさんの存在はあります。大切な財産です。・・・ひとときでもいっしょにいてくれてありがとう・・・

さて、きょうは「こどもの日」。連休期間にあることもあって、子供メインのところも多いでしょう。・・・ですが、よく考えてみるといまは大人と呼ばれているひとも、かつては子供だったのです。

あなたのまわりにいるのは、どんなひとですか?