ひとりめは四歳?

・・・人間年令にたとえるとそうなるんだな、というお話

2004年に『僕のたからもの』という本が生まれました。・・・原案はあったけれど、まさか本というかたちになるとは考えてなかったころ。こうして生きていられるとも思わなかったから・・・すごくうれしかったことを憶えています。

わたしには子どもはなく、もった経験もない。けれど何故か出版にあたってちょうど子どものようなものだろうか、と考えたことがあった。・・・当時の担当さんと、そんなことも話したな。

現在は親となった旧友にも同じことを言われましたね。遠くにいるので会うことはまれだけど、いっしょになってよろこんでくれました。

原案から書きおこし、印刷、校正、出版までの行程、本になってから、そして目下さまざまなことが起きていますがかたちとしてちゃんとのこっている。・・・ただの親バカだとは思いますが、きちんと祝っておきたくて。

発行日=誕生日という解釈

“誕生日おめでとう、そして・・・生まれてくれてありがとう”

同時に、この本を読んでくださったかたへ感謝いたします。

楪 蒼朋 Yuzuriha Souhou