**降る音**響く魂**

久しぶりに、鈴木重子さんのライヴに行けました。
いつもとちがうルートからの情報が入り、どうしようかと迷ったのですが・・・
重子さん会いたさに負けてしまいました(笑)

入場の順番がはやく、座席をえらんでいいですよとのことで座るとなんとステージの重子さんの真ん前!!(驚)顔をあげると歌っている重子さんが目前だったので、なんとなく照れくさかった・・・のが本音。まあ、照明の感じからすると重子さん側からは赤面していたであろう(?)私のことはわからなかったでしょうけど。。。

何度か重子さんのライヴは行ってますが、今回は髪をのばしてらして雰囲気がすこし違ってみえたんです。それにたしか白いドレス・・・
なんだか女神さまがそうっと降りてきたみたいだったな
ふんわり感は、重子さんのステージ独特。選曲も好きな曲が多くてうれしかったです。

春先に重子さんに会えるとは思わなかったし、たぶん、初めてだったから。。。。

この日の曲でもありましたし、前回に行ったライヴでも聴いてたと記憶してますが、ルカくんという少年のことを歌っている曲があります。
これは、作曲されたかたの実体験をもとに書かれたらしいのですが・・・
住んでいるアパートで、あざをつくったルカくんによく出くわすとのことで。
びっくりして話をきこうとすると、彼は
“僕がいい子にしてればすむことなんだ。・・・だから、僕に「どうしたの?何かあったの?」って聞いちゃダメだよ”

・・・この言葉が何を示しているかわかりますか?

話自体は外国でのことだけど、人の尊厳にかかわることのように感じます。
重子さんは哀しみをおぼえると同時にこの曲からは・・・生きることの本質を教えられる気がします、と語っておられました。
それぞれの生命を大切にし、互いを想いながら支え合ってゆけたなら

別の、私にとって印象深い曲もありましたが・・・いつも重子さんの歌を聴くと涙があふれてしまう。
どうしてなんだろう。。。。。。

せつないなかにもさわやかな風に包まれる、そんなひとときでした。

“Luka”≪アルバム『LOVE』に収録≫