東儀秀樹さん

さて、きっかけは何だったのでしょ??

音楽ジャンルでちょっと変わったところを
開拓したかったのは確かなのです。
それで西洋的なものじゃなく、和楽器だったのかな。

ちょうどそのころに東儀さんの活動が話題になってて。

雅楽のひと・・・というと歴史とか家柄とかの重みあって、
雰囲気としてもどんなひとだろう、と思っていたので
関心はあったのですが、

・・・こわそう?・・・
(東儀さんにかぎらず小心で臆病者の楪には
たいていの人がこう見える。大変失礼ですが)

この印象は東儀さんの著書やトーク番組における
コメント、リアクションなどでのちに見事にくずれます(笑)

近くもないのに言うのも何ですが、相当面白いかたと
お見受けします。

淡々とされている感じですけど、根底には
じんわりとした熱さをお持ちのよう・・・
ご自身の人生経験から独自の世界観も
有してらっしゃいますね。

音楽って国境は関係ない、というのが強みだな、と
思います。そうした文化的なところで世界が手を
つないでいけたら・・・
東儀さんもそんな想いを持って、活動されています。
また、音楽ジャンルについても、幅広く考えてらして
いろんな試みをされている。

・・・芸術に限ったことじゃなく、私自身はながいこと
枠のようなものにとらわれていて、しんどいところが
多かったのかなあと感じたりもして・・・

東儀さんのように基礎や土台があってこそできること
なのだろうと思いながら、ああ、その考え方もありなんだ、
そんなやり方もあるんだね、と生きていく姿勢に
そのまま直結していました。

最近は東儀さんの音楽に接していなかったのですが、
この前たまたま検索中に東儀さんのアルバムにあたって。

『地球よ、』 2009.7.22 東儀秀樹

私は科学者でも研究者でもなく、宇宙開発などの関係者でもない。
そうした専門家ではなく、ただの、ちっぽけな人間だけど。

いつの頃からか地球って存在がとても身近なものになっていました。

理科系は得意だった訳じゃないのに、科学どっぷりの書物とか
買っちゃうし(汗)
なんだか不思議なくらいそっち方面にアンテナが振れちゃってたから
今回の出来事も

「あれ、降ってきちゃったかー?」

雅楽の空間というのはどこか宇宙と一体となっている
感覚があるので、しずかな時間を過ごしたいと思われるとき、
リラックスしたいときなどには良いんじゃないかな?

旋律や音色の振動が、細胞の隅々にまで届いてゆきそうです。

そうしてやわらかさを取り戻し、
たくさんのほほえみへひろがるといいなあ♪♪

個人的にはイメージとしていろんなことが浮かぶ
“Adagio”や“Moon River”がアレンジを異にして
入っていたこともすごく嬉しかったです。

秋の夜長に神秘のしらべはいかがですか?


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