薄紅色の



春色に染まった一角に
車をとめると
帰る頃には
衣をまとったようになり
そのまま走り出して
家路についた


ふとこぼれおちた
雨に濡れた花びらが
無性にいとほしく






あなたもみているだろうか


この光景を


大自然の営みを



コノハナサクヤヒメよ


わたしの魂を



唯一無二の場処へ
お連れください







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『君はそれ以上~出逢い』  電子書籍



「お前、さ、・・・・・・神様って、いると思うか?」
「えっ?」
「・・・・・・大和さんが、言ってたんだ。オレとお前は、もともと“ひとり”だったんだ・・・・・・って。けど、ひとりに全部背負わせるのはつらすぎる。だから神様が“ふたり”にしたんだって」
「でも、オレは・・・・・・!」
「うれしかったんだぜ、オレ。その話聞いてさ・・・・・・オレが生きてる意味、ちゃんとあるんだ・・・・・・って・・・・・・」
必死に、想いを伝えようとする。

『君はそれ以上~出逢い』 より



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∞『君はそれ以上~出逢い』 電子書籍について∞
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