義母と娘のブルース

ふだんとはちがったケースで視ることになったドラマ。

 

 

ドラマってほとんど見なくて、刑事ドラマや時代劇以外のものを

観るようになったのは社会人になってしばらくたった頃。

 

それも音楽に影響されるか、出演者しだい。

ストーリー展開にもよるかな?

 

最近だと物語のテーマも少々。

 

 

ところが「義母と娘のブルース」はどれにも該当していない。

 

あるとき、ぽこっとひとこま視て、その後もちらっとのぞく、くらいの

感じだったのです。なんとなく、タイトルに「ん?」という反応はして

ましたけど。

 

 

きっかけ・・・うーん、3話めあたりにPTAの存続意義のようなものが

あって(解釈ちがったらごめんなさい)、そのときの人の動き、

・・・感情面でいろいろ垣間見え・・・主人公とだんなさんのやりとりに

「あれっ」と思い、訳ありな展開が観えてきたので

 

たぶん、そこから??

 

 

どうやら夫婦間の秘密、があったらしく、それを娘は知ってか知らずか。

夫婦と、親子、・・・つまりは義母と娘、ですね、その間に行き交う

情・・・微妙な距離感がすごく氣になりはじめ。

 

 

 

ふつうのドラマにはない、淡々とした日常でありながらどこかに

やはらかい氣配があるというか、じわりとしたぬくもりに、ひそかに

包まれるというか・・・

 

あたりまえのような風景こそが 奇跡

 

 

・・・亜希子さんに、まっしろなウエディングドレス着て

みゆきちゃんや良一さんと一緒の写真撮らせてあげたかったな・・・

 

良一さんが亡くなったあとの、亜希子さんとみゆきちゃん、

双方が思い合ってる姿は血のつながりがどう、とかじゃなく

しっかりおかあさんと娘の情景になってましたね。

 

あのシーンでふたりの不器用さが自分自身とかさなってしまい、

なみだが・・・・・・

「泣きたかったら泣いていいよ」と声をかけたくなっちゃった

 

 

わたしも 泣きたいときに泣けなかったことが たくさんあったから

 

それに・・・

亜希子さんにとっての良一さん、みたいに

“ひだまりのようなひと”を、

想ってました。

 

 

 

ささいな出来事、だけど

そのひとの体温やいろんな倖せにまつわることが

手、に集約されるんです、わたしもね。

 

亜希子さんの話しきいてると全部意識がそこに向いて止まらない。

 

彼女の純粋さにはかなわないかもしれないですが、

だれかに、こんなことをしてあげたい、すべてを捧げたくなる、

あなたのよろこびがわたしのよろこびであり、

あなたがかなしむならわたしもかなしい、

そうした氣持ち、

しらないままにいるよりは、たとえくるしくてもいたくても感じたいと。

 

 

うまく、いえない、ことばにならない、それでも

すぐそばに亜希子さんたちがいきている世界を観じつつ

枠にとらわれることのない“あいのかたち”を

いっぱいみせられた氣がします。

 

 

今回は特にどなたかを中心に観ていたのではなかったですが、

竹野内豊さんは、この立場でのちょっと変わった男性(父親)の役、

雰囲氣良いなあと。

奥さんを亡くしたあとに自身が病となり、娘をのこしていくことになるのか、

死に対してどう向き合うのか・・・それらのおもいをかかえて

亜希子さんとの出会いがある。

 

はじめから観てなかったので読み取れていない部分は多いですけど、

こういう役ってこの人だったから物語になじんでいたような。

 

周囲の、奥貫薫さんや麻生祐未さんも、それぞれのポジションが

絶妙でしたね、さりげなくフォローしてるところなども。

 

役柄との間合いでいくと、綾瀬はるかさんもナイス。

 

作品のもつキャラクターの面白さと演じ具合がみごとにからまって

いる、~なんか料理みたい~天然とでもいうのか一歩まちがうと

とんでもない人になりそうなのにそうではなくて、人間的に安心できる、

 

ふしぎな魅力の女性

 

しばしの時、あったかい場処をともに過ごさせていただき

ありがとうございます、嬉しかったです。

 

 

 あなたもわたしも あい そのもの*かなしみからしあわせがうまれる

ameblo.jp

 

  ひまわりも虹も ある種の象徴として ずいぶんまえに

  届けられていたんだな。。。。

 

 

季節が大きく動いていきます、

 

どうぞおからだを大切に。

 

 血のつながりだけでなく さまざまなかたちのたしかなぬくもりがある

 

    **いのりをこめて 描いた世界**

 

 

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