DUO

 

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石田ゆり子さんが出演なさっていたので観に行こうかどうしようか

迷いに迷った映画『マチネの終わりに』。

 

私個人としては異例の事態で拝見することになり・・・

 

意を決して公開初日に映画館へ。

 

 

物語の根幹にギターが関わってくるのはわかっていましたが、これまでになく

ギターという楽器のもつ特性、なのか奏者によるのか、自身の深いところを

ぐっとつかまれる、そうして異なる次元へいざなわれるような

 

とらえかたによってはこわさもあるのだけど、むしろ畏れ多さ、

・・・自然のなかから降りてくるかすかな氣配を感じつつ。

 

風のささやきに包まれるごとく本編と同化し、胎内に音楽が浸透してきたのは

初めてじゃないかな?

 

 

なんの前触れもなく急に、荘村(清志)さんのギターが浮かんだんです。

 

 

ずいぶん前に一度コンサートで耳にして、アルバムを持っていた時期があった

とはいえ、聴き込んでいたともいえず音、に敏感だったわけでもなく。

 

唐突にふうっと。

 

あとになってパンフレットでお名前を発見したときにはたいそう驚きました。

 

・・・何処からか音色が呼びかけた・・・?

 

 

音の時空にひかれて福田進一さんのことを調べているとき、ここでも

荘村さんとばったり、動画からお二人のアルバムがあることを知り。

 

 

ジャケット、素敵でしょ?

 

収録されている曲も好きな曲がいっぱいだったので勢いで買っちゃいました。

 

ちらっと意見も目にしたけど、ジャケットで即購入なかたも

いるんじゃないかなぁ・・・

 

お二人の関係性がみてとれる感じで。

(ちなみに私はこの福田さんの表情から別のあるかたを思い浮かべました。

さて誰でしょう??似てる似てないはあまり関係ないですが・・・

一人は作家さん、もう一人は俳優さんです。あくまで瞬間の表情から)

 

 

 

自分自身、昔はほとんど表情変えない、出せない人間だったんで

感情表現ゆたかな人ってうらやましかった。いまはずいぶんましには

なったかな?職場の上の人がね、笑顔(そんなに笑えてなかったと

思うけれど)みていてくださったことがあったんです、ささいなこと

だったけど嬉しくて。

 

泣きたくても涙さえでない時季をこえて私を救ってくれた笑顔が、

ほほえみがあった、・・・だからもしも、自分にはなんにもないって

おもっても、笑顔、みがいてみるといいかも。視て、よろこんでくれる人

いるよ、どっかに。待ってるひともね。

 

どうしても笑えないときも、ある、そんなときは、指で、口角だけでも

あげてみる、無理はしなくていい・・・ただ、そうしてちょっぴり

氣分がかわることも、あるみたい。

 

 

『マチネの終わりに』は人間として、他者と、世界とどう関わっていくのか、

生きること、命を、どう活かすのか、自分自身と向き合うことをあらためて

投げかけた氣がします。

 

この世界での物語は続いている、続いていく・・・

 

またひとつ、橋が架けられた 。

matinee-movie.jp

 

君はそれ以上~出逢い

君はそれ以上~出逢い

  • 作者:楪 蒼朋
  • 出版社/メーカー: 文芸社
  • 発売日: 2009/07/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

時間も距離も

 

すべてを超えて

 

 

 

結びあう魂

 

 

「オレが、こんなことでやられるワケ、ねぇだろ。・・・・・・お前に泣かれたくなんか、ないからさ」
「誰が・・・っ・・・・・・誰が泣くんだよ!馬鹿!!」
 武士の言葉に、ふ、と微笑む。
「お前、さ、・・・・・・神様って、いると思うか?」
「えっ?」
「・・・・・・大和さんが、言ってたんだ。オレとお前は、もともと“ひとり”だったんだ・・・・・・って。けど、ひとりに全部背負わせるのはつらすぎる。だから神様が“ふたり”にしたんだって」

『君はそれ以上~出逢い』 存在理由 より

 

 

 

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マチネの終わりに | 魂ふたつ 〜いのちのあかり〜

 

光に さわる - ゆずりは虹色ことたま ∞いのち∞ 楪 蒼朋 ~風と緑のなかに