Moonstone

和名だと月長石、かな?六月の誕生石として知られているようですね。色も多彩で、種族(?)としてみた場合もさまざま・・・私がもっているのはおそらくホワイトとブルーが主体・・・いただいたものにグレーがあったっけ・・・・・・

はじめはブルーをもっていたんですが、からだをこわしたあと気持ちがついていかなくなって、手放したんです。その後は気になりつつも、ぴったりくるものが見つけられなくて縁遠くなっていて・・・そうしたら。ようやくみつけたのがことしの春。原宿のお店でしばらく店員さんと話しこんでて、あんまり私がじーっとみてるものだから、「ケースから出してみましょうか?」と言っていただいて。実際手にとってみると、ふしぎな輝きを放つんです、ほんとに月みたい・・・って感じて。(もちろん、間近で月をみたことはないけど)

すごくきれいな石です。ことしはたまたま六月に“ブルームーン”があったりしたから(前にも書きましたが)どきどきして・・・・・・このごろは夜でも明るいから月を見上げる人も少ないでしょうけど、暗いところでは冴えていて美しい・・・クレーターがうさぎのもちつきに見える、といった話もありましたよね。あれは見える地点でいろんな説があるらしいですが。(国や地域性もある?)

石の話にしても・・・あんまりパワーストーンって言い方は好きじゃないんです。なんとなく作為的(?)に感じてしまって・・・自然の生成したものだからそうしたパワーがあるのは当然だし、といったことを東儀秀樹さんも書かれていたような・・・最初に読んだ東儀さんの本には顔の筋肉ゆるみっぱなしでした。寡黙なかたなのでしょうが、話してることがどこか面白い。その“くすっ”とさせるところが魅力なのでしょうか(笑)『雅楽 僕の好奇心』(集英社新書)、関心あるかたは読んでみてください。

月は女性の象徴ともいわれるそうですが・・・まだ女性でいられるかな、私。

“かぐや”という探査機の話をどっかできいた・・・・・・帰る場処はどこだろう