ひとりだから孤独なのじゃない

もし、世界にじぶんがひとりきりだとしたら
その概念は成り立たない
「ひとりきりじゃない状態」を知ることがなければ
あたりまえのものになるのだから

他人に関心をもたない場合も同じこと
視界にはいらないのだから
ひとりのときとさして変わりはない

そう、感じるのは
他者を意識しはじめたときから

比較対象が出現することで
さまざまな感情がわき起こる
だから そのこと自体には問題はない
何も特殊なことではないから
恐れる必要もない

ただ、そのことで自らを
追い込みかねないときが危険

・・・ならどうする?

人によって対処はちがうと思うけど
できるかぎり動かさないように、
している、わたしはね
アタマも カラダも ココロも
でないと空回りしてしまうから

でも、ひとりきりでいることで
つよくすることもあるんだ
ばらばらになった からだとこころを
けんめいにあつめて
ほんのすこし、じぶんを

どうしたいの? ときいてみる

つらくなって泣くこともある
だけど、想いは
そうやって育まれていくんだ

いまは、「平成」
「昭和」の同じ年に、
ひとつの戦争が終わりを告げた
・・・なのにいまもどこかで
戦争は続いている、起きている

武器のない諍いもたえることはない

生命すら犠牲にして・・・

人はなぜ争うのだろう?
何故傷つけあうのだろう?
どうして憎みあわなければならないのだろう?

そんなにしてまでいったい、
何を得たいのだろう

。。。じぶんのなかに脈々と受け継がれる命をおもう。。。

流れる赤い血は、けしてひとりきりのものじゃない