“みんな、誰かを愛してる”

・・・私たちが“知っている”と思っている世界は
実はごくわずかにすぎないのかもしれない・・・

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「わたし」 そして 「あなた」

となりにいるひとのことを
どのくらいしっていますか?
じぶんの存在を
どう感じていますか?

ここにいる彼らは「異質」であることに
おそれやとまどいをおぼえながら、
それでも誰かを想い、自身を受け入れようとします
“どんなに哀しくても痛くても、
 自分を、誰かを愛したい”
それはたぶん、この世に生を受けた命の、
魂からの願いではないでしょうか
わたしには特殊な能力はありません
けれどときに人は思いもよらない
“ちから”を発揮することがあります
その源はこころ・・・“想い”・“願い”・“祈り”
誰かが、何かが在ることによって
発動されるのです

彼らの声に耳を傾けてみてください
もしかしたら、あなたの一部、もしくは
たいせつな誰かのかけらなのかもしれません。。。

2007年11月28日
2007年12月28日
2008年1月28日
2008年2月28日

深い闇のなかでも、そこにあるのは
恐怖だけではありません
だからこそ、かすかな光を見いだすことも可能・・・
物語とあわせて“何か”をつかんでいただけたら幸いです

『君はそれ以上~出逢い』 2009年7月
楪蒼朋 著 文芸社 刊

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・・・ふと思い立って、初期の「西部警察」~知っているかな??~のエンディングで流れていたであろう曲のタイトルを表題にしてみました(違ってたらすみません)。
ぼんやりとしか憶えていないのですが、詩のなかの一節に

“ みんな 誰かに愛されて
  そして 誰かを愛してる ”

そうあった気がします。
ありすぎてもなさすぎてもこまるけれど、自分自身を信じる、「自信」をもって誰かを想い、やさしさをいだいて愛することができたら・・・と。
人は決してひとりで生きていくことはできないものだから。

この曲、好きだったなあ。。。。