Stay With Me
・・・なんだかふうっと思い出してしまって。
ずいぶん前の曲です、歌は平井堅さん。
たしか三枚目か四枚目、あたりのシングルだったと思います。
現在の平井さんファンだと、ご存じないかたもおられるかもしれません。
私はCD買わなくなりましたけど、平井さんきらいになった訳じゃないよ(笑)
キャラがおもろいし、声がよくて、歌うまいと今も思ってます。
ただ、関心が広がって、大切にしたいものが増え、どうしても優先順位をつけなくてはならなくて。
デビュー曲がすごく好きだったんです、
『Precious Junk』
これについては当時の気持ちとか現在(に至るまで)の
想いとか語るとしたら時間と気力が要るんで割愛しますが、
平井さんの曲をそれ以降しばらく待ちながら聴いていたんです。
その、何曲目かで。
曲調のせいなのか、歌詞なのかもよくわからないまま、
気になって何度も聴いてしまう、そのときどんな心境
だったのかも覚えていない、
なのにずっとどこかに引っかかり続ける。
・・・性分的にのそっとしてる、わりにアップテンポの曲が
好きらしいといわれたりもしますが←ほっといてくれ(汗)
何に反応したんだろう??
タイトルで考えるとちょっと理解できるのかな・・・
フレーズとしては常套句?
(といえるほど音楽知らないですけど、たしか
KinKiの『硝子の少年』にもあったよね)
曲の世界観にマッチした状況があったわけでも
なかったけれど、なんとなく・・・心情はわかる気が
したのかもしれない。
…電話じゃなくって、ちゃんと顔をみて、話がしたい・・・
大切なことは、静かな空間で、いろんなことを感じながら、
そっと伝えたい、なんて。
感情をあらわすことすらおぼつかなくて、
大事なことほど言葉にならずもどかしい、
だけど、なんとしても伝えたいことがあるとしたらどうする?
そうしたことを日々問いかけるようになったから
なおさらこの曲が響くようになっているのかも。
誰かにそばにいてほしいと思ったこと、あったんだろうか?
自分のことなのに、情けないくらいなんにもわかんない。
けど、たぶん・・・いてほしいっていえないだけで、
そばにいたいと感じている存在はある。
もうちょっと明るい性格だったら、美形だったら(?)、
話し上手だったら・・・あげればきりがない、まあ、
完璧じゃないからいっか、・・・私は私だからそのままで
誰かを思うのだろうし・・・
きっとそれでよかったんだ。
生身の人間だから、ぐじゃぐじゃはしょっちゅうだと思います。
でもね、否定してたりいじめたりじゃないんで、安心してください。
平井さんの曲、聴けると良いのですが。
もしどこかで機会がありましたら。
最近の曲でも素敵なのがたくさんあるんだろうな・・・
作曲する 演奏する
それらに長けていなくても
こころとからだに刻まれたリズムが
さまざまなものを生みだす
たとえば言葉 文章 色彩 情感
はじめた順序や場処がちがっていても
音楽があってよかった
離れてしまわずにいられて
おかげで出会いもいっぱいあったから
とても嬉しかったよ
“大事に温めてきた 深さがある 強さがある”
『Stay With Me』より