どちらかわからぬほど

詩や文章のなかに

自身を投影するものをみることはあるかもしれない


ただ 君は少し 違っていた



一見するとまったく逆の要素ばかりにみえるのに

その実 ふとした瞬間

はっとするほど自分を観るようなところがあって


それが何処か

恐ろしくもあり 懐かしくもあり

不可思議な感触を呼び起こして




君と僕は

たしかに 別の個 なのだが

もしかしたら


ひとつの魂を形づくっていたときがあったんだろうか




視えない 識らないせかいは無限だから

そうした奇跡があったとしてもおかしくはない



君の存在が僕を生かしている


そのことを ずっと忘れずにいたい







**

紙の書籍も、電子書籍も、
関心をもっていただけたら嬉しいです。


本日も やさしい一日で ありますように



楪 蒼朋(ゆずりは そうほう)


☆『君はそれ以上~出逢い』  電子書籍について
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文芸社書籍情報 『君はそれ以上~出逢い』
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あなたはどうしてだろうっておもってるよね

ほんとは わたしにもよくわからない

だけど あのとき

やはらかな光をかんじたんだ


荒野のなかの ちいさな花 みたいだった


人がいうほど いいとこばっかじゃないし

きれいな人間 ともいえない

臆病だし気弱だし しょっちゅう逃げ出したくなる



それでもあなたがすきだから



わたしをいつわることだけは絶対にしたくない