いわさきちひろさん
ゆきに なりました
しばらく降るのかな。。。
ふと 『おにたのぼうし』 という絵本のことを おもいました
どんなおはなしだったか よくは憶えていないのだけど
風景に雪があって つめたいって感触がありながら
ものがたりにはふわっとした あたたかみがあったと
あのころなのかな いわさきちひろさんの絵を
意識に留めたのは
お絵描きがすきだったからか
感情をあらわさないこどもだったからか
母が ちひろさんの画集を買ってくれてたのかな
そのときはまさか おとなになってもつながっていく
なんて思いもしなかったけれど
いま想えば かすかにのこるその記憶があったから
やはらかな部分をうしなわずにいられたのかもしれません
社会に出ればそんなものは要らない 邪魔だ
という人もいるだろう
実際 それゆえに苦しくて 生きづらいってことも
発生する
でも 硬質なもので全部かためてしまうと
衝撃で崩れてしまうように
人間がすべて機械みたいになっちゃったら
すごく怖い
近年 芸術ってなんだろう と
ふつう 高尚なもの 平凡な市民にはわからなくて
専門家 研究者 評論家 とか なんらかの肩書きのある
人でないと語れない そういうもんだと思ったり
たしかに 数値としての基準 作業における精密さ
技術力 そうしたものに裏打ちされた側面も
大事なんだと解します
ただ 一見 なんのへんてつもないような
視える部分では測れない 意図がどこにあるのか
つかめないようなものであったとしても
だれかのなかに 何かのゆらぎが生じたとしたら
それはその人にとっての芸術 なのかなって
血のつながりがある訳じゃない それでも
ちひろさんの存在というのは遠くて近い
ふしぎな場処に位置するみたいです
。。。みえない扉をあけると通じているせかいがあるような。。。
慈愛にみちたまなざしで 世界をごらんになっているのでしょうか
心も体も 大切に いたわってください
どうか お気をつけて。。。
大人というものはどんなに苦労が多くても
自分の方から人を愛していける人間になること
大和書房 ももいろのクレヨン(いわさきちひろ 著) より
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