星野架名さんのこと

まんが家の星野架名さんが亡くなった。

 

[B! 訃報] 訃報 星野架名先生が逝去されました|白泉社

 

 

…しばらく経つけれどいまだに信じられないというか自身のどこかに

ぽっかりと空洞が生じたような…

 

しらせを実際に目にしたのは数日後、しかもちょうど

架名さんの作品を調べようとしていた矢先に。

 

 

私が架名さんの作品にふれていたのは高校生くらいの頃、だったか。

記憶がかなりあいまい、子どものいち時期を除いてほぼ少年まんがの比重が

高かった感覚があり、どの時点で架名さんの作品を読んでいたのか、

友達経由で花とゆめ?そこから単行本??

 

ただどっかの地下にあった本屋さんでコミックスをまとめて購入したりしたような

……絵が、きれいだなあって感じてたことだけは確かだとおもう。

 

 

緑野原〈りょくのはら〉学園シリーズを主体とする視えない領域とのコンタクト、

フィクション・ファンタジーとしてもなぜか彼らの身に起きてることがすごく

真に(信に)せまって自身のどこかで腑に落ちる…

 

人知を超えたものに意識を向けはじめた時代だったと。

 

笛子じゃないけど弘樹と彼方、二人だからいいなーって。

より親近感は弘樹にあったんかも、…ちょっぴり屈折した側面を有しつつ

実は繊細さもあわせもつ、むちゃくちゃ強くはないタイプによわい…(涙)

 

振り返ると、色濃くいまに、反映されてる氣がします。

 

 

文字を紡ぐことで自分自身のなかの不可解さを摑もうと、

物語を生み出すことになるとは想像もしなかった。

 

架名さんに、彼らに出逢えてなかったら、宇宙や自然、生命や人間の深さを

とらえきれないまま、もしかしたらここにいられなかったかもしれない。

 

 

あらためて、

星野架名さんがすきでした。

 

魂はずっと、彼らとともに。

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとつの生命が世界にどれほどの影響を与えるのか
ふだん思いをはせることはない

けれど繋がりあう生命のうえに世界が成り立つのだとするなら

 

異質であるために弾かれる存在の彼方はそれでも
弘樹や仲間たちに必要とされる どのような危機がおとづれても
さまざまな助けにより地球に存在し続ける


ひとつの生命は ひとつの宇宙
あらゆるものの 架け橋

愛としての いのち その波動

大切なひとと 手を繋ぎ いきる


架名さんから届けられたメッセージを私なりに拡げられたなら


*『僕のたからもの』・『君はそれ以上~出逢い』、ゆずりはへのコンタクトは
右隅の水仙のアイコンからお願いします*

 

 

武蔵と貴志(『僕のたからもの』)の風景は 

弘樹と彼方に観ていた心象だったように


そのひとをしっている その笑顔をおぼえてる

君の笑顔が見たかった。

      『僕のたからもの』 帯文



いつだって 

ただそれだけを 願っていたんだ

 

 

 

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演劇緊急支援プロジェクト

 

 

☆演じる といえども 真(心)がなければ意味がない

 生身の人間だからこそ成立する時空 刹那にすべては凝縮され

 同じ呼吸は二度とない

 ・・・自分のことをのぞかれてるみたいに怖くなったことが何度もある、
 なのに観たあとにはぼろぼろだったはずの自己が少しずつ再生していて
 もうちょっとがんばれるかもしれん、なんて感じてた。重い体を引きずって
 まで行こうと思える舞台、これがなくなったら自身の一部が損傷したのと
 変わらない・・・

 わたしは おかげでことのはを摑んだから