生まれて初めて出版という冒険の旅に踏み出してから20年が経ち。
ちょうど身近なところに二十歳(はたち)を迎えた女性がいる。
そうか、そんなになるか……
この年まで表現活動が続けられているとは思いもしなかったな。
出版も、まさか現実になるとは。
ひとつの物語、フィクションではあるけれどわたしにはリアルな次元。
彼らの姿、声が届いていたから描かなくてはと。
受けとめるかたによって観え方は異なるでしょう、わたしからはいま、同じ次元に
存在するひとのかたちをしたそれぞれの彼らがあらわれ。
語り始めは彼らの存在をしったときからだったのかもしれない。
それらをことのはにのせて放って、文字へ変換させ情景を呼び覚ます。
廻りあわなければ書くことはしなかったろう、もともと作文すらできなかったの
だから。不思議なくらいことのはが浮かんできて向こうの世界からの呼びかけに
応えてゆく。振り返ればたくさんのひとたちと関わってきていた。身近な友人、
知人、心友、恩師、師匠、編集やデザインなど本に携わっていただいた方々。
吉岡毅志さん、高野八誠さん、堂本光一さん、堂本剛さん、石田ゆり子さん、
鈴木京香さん、小椋佳さん、鈴木重子さんはじめ多くの俳優さんや作り手の皆様
……誰が欠けてもこの物語は成立しませんでした。
ただただ感謝しかない。
あなたへ、わたしとであってくれて、ありがとう。
旅のそらから倖せを祈っています。
『人間(ひと)』である以上、
誰かに惹かれるのは
ごく自然な感情なのかもしれない。
『君はそれ以上~出逢い』 帯文より
君の笑顔が見たかった。
『僕のたからもの』 帯文より


