君と 歩む 宇宙

墨色  モノクロ  無彩色


私の視る世界はそれがすべて

何の問題もないと思っていた


けれどその陰にかすかな傷はのこり


深さゆえに 気づいたときには

どうすることもできなくなっていた

それでも

此処までの道のりは 決して無駄ではなかったと


風景は暗かった訳じゃない

ただ ほのかな灯が観えるように


君だとわかるために



光は 眩しかった

途端に 景色は彩られ

とまどいはいまも続き

私が私でなくなっていくように




怖い  こわくてたまらない

その奥で疼く  高揚

もしかするとそれが 本来の私




言葉すら うまく発せない

歌うことも 詩に託すこともかなわず

芸事によって全身であらわすこともできそうにない


まして私は おそらく鬼をも宿した人であり

ある種の欠陥品

生命力にあふれた美しき存在でもなく



馬鹿な奴だと想いつつ

その莫迦を忌み嫌ってはいない

君が居たから



私には文字しかなかった

そこから語ることでしか 氣持ちを伝えられなくて




もどかしさを抱えたまま

こうして幾度も

生まれ変わるのだろうか


だとしても ともに在れるのなら


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君のいない時に何をしても何故か
空しく見えるほど君に魅かれている


永久の誓いなどとてもできないけど
これが最後の愛と感じている

Not the first but it must be the last
淋しさとは違う明日を待つ孤独が
心を充たしている
これから往く道のどの場所にも君の
姿を映すほど君に魅かれている


“デジャヴー” より 一部引用  song by KEI OGLA



君が しあわせに

微笑んでいられることを祈ってる