2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

こころで観る風景

いつだったのか、ほんとうにみたのかはっきりしない ・・・ただ、何処かに棲みついて離れずにいる・・・ 東山画伯の絵はまさにそれでした。 「生誕100年 東山魁夷展」が東京で開催されています。おそらくそれがきっかけになって・・・だと思うのですが、…

蒼龍

ひとつ、課題をクリアしました。 山本一力さんの『蒼龍』(文春文庫)。 ・・・実はこの本、単行本のとき一度挫折しまして・・・ タイトルが好きだったし、一力さんの本をどうしても一冊読みたくって購入したのだけど無理がたたって危うく活字離れしそうにな…

・・・植物だって生きてるんだよ

このごろ、全国で植物の災難のニュースが多い。 折られる、切られる、踏み荒らされる・・・ 単なるいたずらのつもりか、騒がせる目的なのか、それとも人にぶつけられない不平や不満を物言わぬ植物に向けているのか。 時折起きる、動物への虐待にも感じること…

きょうは。。。。

「何々の日」、というのは祝日ではなくてもほぼ毎日、ついているようです。 ちなみに本日は、何年か前に見た新聞記事によれば『発明の日』となっていました。 たしか平賀源内さんがらみの話・・・エレキテルの人ですね。このかた、当時の人としてはかなり特…

風のダドゥ

検索をかけると記事があるかもしれません・・・ 地域によっては観てらっしゃるかたもいると思います。上映会の話。 『風のダドゥ』という作品です。 人々のあいだをつなぐ存在として、馬が鍵となっています。 馬は私にとっても縁の深い、大切な生き物です。 …

“何故、生きなければならないの?”

・・・半月ほど前に、ある作品の上映会へ行ったときのこと。 物語には、こころに深手を負っているであろうさまざまなひとたちが登場します。 リストカットを繰り返す少女、声のでなくなる病に苦しむ少年、教え子の死に責任を感じて辞職した教師・・・ “生ま…

たまに・・・

ちょこちょこ片付けをします。精神衛生上(?)、なのかむしょーにやりたくなって。 ポイントを決めて、よくばらないよう気をつけてますがモノが減る、とか、秩序がうまれる(?)、とかいった状態になるとすこしほっとします。・・・得意ではないですが、つ…

海辺の扉

きょうは、清明。天(そら)が澄みわたる・・・・・・ そのことに気づくには、暗雲や嵐をこえていかなくてはならない。 綺麗なものを“きれい”だと感じるこころを、いつしかうしなってしまうんですね。 上・下巻に分かれている『海辺の扉』(宮本輝 著:角川…