∞∞光になりたい∞∞

はなしがしたかった だから
ことばにしようと思った


ふつうならあたりまえの そうしたことに
ほんとの意味で気付いていませんでした




ことし どうしてだか いつにもまして
書くのがつらかった
忙しいとかそういうことじゃなく(少しはそれもあるけど)
言葉にしたいけれど意識とかみあわなくて
伝えたい気持ちが強くなるほどそこから先へ進めない


止めようか と 何度も考えた

ちっとも潔くないねって悶々としながら道を探ってた

ここがなくなってしまったら たぶん
私の魂はさらに漂流してしまうと思うので

もうしばらく いたい。。。。


お付き合い願えれば とても嬉しいです



私は 陽の人ではありません
多数派から離れた場処でひっそりと過ごしている
そうであっても 陰には陰なりの 光があって
そこへ集ったひとたちは 私に
穏やかで優しい光を注いでくれていたと


陽のひとにはそのひとの役割があり
輝きを放つ宿命を負っているのかもしれない

私には放つ までの輝きがあるかはわからない
だけど 私がいることによって することによって
誰かがそこに 光をみることがあるのだとしたら


光をくれたひとに 返すことができるばかりではないから
せめて ほんのすこし 何処かで闇に呑まれそうな人へ
一筋の光を届けることができるように






いまは 存在するだけですごく倖せだと 感じる相手がいる
そのことに 気づかせてくれたひとがいる

それこそが光 だったのかな


傷ついた記憶だけが増幅されると 関わりをもちたくない
言葉で伝えることにも不安がつきまとう
それによってすべてを拒絶したくなったりもする

でも 自転車に乗れるようになったり なわとびができたり
何かが上手になったりするように
ぶきっちょでも へたっぴでも ころんでも おっこちても
ことば 放棄したくないって

ほんとうに ことばを獲得 というより 収穫したのって
ごく最近なんじゃないかなあ と しみじみ観じているのです

想いをのせて 話す それは 放す に通じる
届けたい相手に おくりものをするみたいに
そうっと ていねいに


ことばのやりとりで 光がいっぱいのせかいに
なったらいいですね



2015年 あまり お話しができないままになってしまって
ごめんなさい それにもかかわらず こちらまで来てくださって
読んでいただいてありがとう

2016年 どうぞよろしくお願いいたします

物語のほうでもお目にかかれたら幸いに存じます


私はいつも 彼らとともにあります
そうして時のゆるすかぎり ここにいます



世界が 愛と光りで満ちてゆきますように


それぞれにとって大切なひとが 幸せでありますように


深謝

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「翔、手、出して」
「何だよ、いきなり・・・・・・」
「いいから」
 その意図を、何となく察した翔はむくっと起きあがり、ぽりぽりと頭を搔いた後立ち上がった。
 そして敷き布団をぴたり、とつける。
「これで文句ないだろ」
 何か言いたげな武士に。
「ちゃんととなりにいてやっから安心して寝ろ!!」


****

自分の知らないところでたくさん傷ついて、それでも。
ーーもう、ひとりで苦しまなくて、いいから。

『君はそれ以上』 まだ見ぬ君に より