Garnet

書物をみると、鉱物学的には14種類の鉱物に分けられ、
成分・硬さ・産地が種類により異なるとあります。

「何かすごいな・・・」

学術的なことは書けないので(汗)、例によって雑学的に
入ったものや、個人の解釈を。

石のことでいつも思うのは、人と同じでひとつとして
同じ石はないということ。
種類や属性が共通であったとしても、形や色でみて
はっきり違いが分かるものもあれば、そうではないものも。

今は、科学的にDNAなどでも個体識別可能ですしね・・・

一見同じにみえても、光にかざしてみると
透明度がちがっていたり、色合いに微妙な変化があったり。

これは好みによりますが、石に内包物があること、
キズのようなものがあること、でもそれぞれが個性をもつことが
分かります。

さて、ガーネット。
一般的には1月の誕生石として知られているのでは?

日本名「柘榴石」もわりとご存知のかたがいるかもしれませんが、
え・・・っと「柘榴の果実の中の粒に似ているところから、
ラテン語で種子の意味のgranatusに由来」とある・・・

意味合いとして、実りの石、結実の石というのもあるそうです。

書物には身を守り、優れた治療薬として用いられた
最も古い宝石との記述もありますが、ほかの文面からは
信仰の象徴でもあり・・・暗闇に閉ざされても迷わぬよう
灯りをともしてくれる、そんな存在でもあるようです。

「持つ人に変わらぬ愛情が保証され、忠実さや貞節を守る力がある」とされる

この石が気になり始めたのも精神面で変化が起き、
みえない世界から何か働きかけがあるように感じられたからだと
思うのですが・・・

赤、という色が好きなわりには意外と赤系の石って
ぴんとこなかったんですよね。
身近な赤ではガーネット、だったと思いながらちょっぴり
複雑な色身で、血の色を連想してた。それ自体はあとになって
間違いではなかったと知りましたけど。

逆にそれが生命につながるエネルギーのようで、
自分には必要なものだといまは感じます。

困難を乗り越える力、意志を貫くパワー

赤は、大地と繋がるエネルギー体、
地球に根をはる樹木のようにしっかりと、たおやかに。

寒さがまして雪になっているところも多いようですが、
身も心もあたたかく、どうかご自愛くださいね。

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プラスⅠ≫ガーネットについて
*慈愛や創造力を高め、多彩な才能を開花させる力強いエネルギーを持つ愛の石。
古代から、血液の循環を活性化し身体エネルギーを高めるといわれてきた。持つ人を守護し、命の源となるエネルギーの調和を促す。
~『決定版!スピリチュアル事典』より 武藤悦子 著

参考文書:『パワーストーン百科全書 先達が語る鉱物にまつわる叡智』