ターシャ・テューダー 静かな水の物語
きっとあれが 最初のであい
そのときは彼女だとしらなかったはずだけど
憶えていた 魂が もとめたのかもしれない
わたしにその存在をしらせるために なにかが
ターシャに あいに行きました
映画館へも ずいぶん訪れていなくて
なんだかどきどきしながらそのときを待ち
はじまると その時空はすとんとわたしのなかにもぐりこみ
ながかったのか みじかかったのか わからないくらい
この世にはもう ターシャはいない
その事実を受けとめると さびしさがつのるけれど
いつも彼女はどこかで見つめてくれている
そんな 氣がして
ターシャのいる風景はとてもあたたかく
居心地のよいものだった
なにもしらないにひとしくその場処をおとづれても
すべてを包みこんでくれるなつかしさ
そこには
いつかみた きいた
ぬくもりがあふれていました
ことばにしようとすると
ほんとうが こぼれおちてしまいそう
作品でターシャを見つめたひとたちはどんなことを感じただろう
彼女のように いきたいと願う
もちろん 同じことができるとはおもわない
そうしようと することともたぶんちがう
ターシャはターシャであり わたしはわたし
じぶんがなにを望むのか 求めるのか 真実を見極めること
解き放ち ひらいてゆくことと
時に 異なる空間に遊ぶこと
選ぶこと 決めることの大切さ
そうすることで自己を確立していく
わたしも 水のようでありたかったんだ
いつのころからかじんわりと浸透していたもの
ターシャはうつくしかった
いのちのかがやき きらめきを
体現しているとかんじた
わたしの みずの せかい
ほんのすこし なにかにさわった
ささやく風
みどりの匂い
彩りの景色
やわらかな土
ターシャに 感謝します
http://tasha-movie.jp/
「ターシャ・テューダー 静かな水の物語」 公式サイト
“思い出して、貴方の大切なひとのことを”
海野は静かに瞳を閉じて。
(・・・・・・母さん・・・・・・母さんの“ちから”をオレに分けてほしい・・・・・・どうか荒ぶる魂が
鎮まるように)
“水”の波紋が広がっていくように。
海野のまわりが“蒼い色”に染めあげられてゆく。
『君はそれ以上~出逢い』より 抜粋
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『君はそれ以上』 電子書籍
∞文芸社書籍情報 『君はそれ以上~出逢い』∞
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∞『君はそれ以上~出逢い』 電子書籍について∞
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いのちが
愛と光と
調和のなかに ありますように