人はそれぞれ
ふたりとない
ひとりの存在
なのにいつしか自分を見失う
ほかの誰かになろうとしてないかい
別にかっこよくなくたって
みっともなくてもなさけなくっても
いいんだよ
問題はそこから
どれだけ自分が成長できるか
誰かの支えになれるか
まわりに対してなにができるのか
思い通りにならないと
鬼の形相になってないかな
すべてが こうでなくちゃって制約をかける
もとになっているのがなんなのか
しらずしらず
世間という名の化け物に支配されてたり
それなりの肩書きをもつ人の影響だったり
近くは 家族の刷り込み
この状況についての解決策
ほんまにそれだけかね
あなたはどうおもうの
みんな 個々の人格があり
価値観が異なる
かみ合うものばかりじゃないから
衝突することもあるだろうけど
ぶつかることを恐れて
いつわり続けると
こころもからだもあたまも
パンクしちゃう
わたしは どこにいるの
考えたくないからと
誰かの言葉や思考に振りまわされ
いつまで自分を置き去りにするのかな
しっかりと自分のスペースをつくって
きいてみよう
自分の様子 想い 本音
羅針盤の動きは
わかるのも わかろうとするのも
本来
自分自身にしかできないこと
なんだからね
**
むつかしいけれど
願わくば
自分も 家族も
大切な存在も 愛するひとも
傷つけぬよう
ありたいとおもいながら
時に心身ぐじゃぐじゃとなり
脳みそが沸騰してしまうことがあります
とはいえ この反応
浄化や ステップアップの時季ってこと
なんだろうかと
少々無理してるなあとかんじたら
はやめの休息が必要です
大丈夫
ほんのすこし あなたがやすんでも
地球はひっくりかえったりしないから
呼吸をととのえて
次の一歩を踏み出そう
**
「・・・・・・オレにはやっぱり人を守るなんて無理だったんだ。ずっと、ひとりでいればよかった」
そうすればそれ以上の悲しみは知らずに。
「翔は、オレにも会わなきゃよかったって思ってるのか?」
*
*
*
「オレのことはもう放っといてくれ!!!」
*
「・・・・・・翔は勝手だよ」
あふれだす想いを必死にこらえて。
武士は翔から視線をはずした。
「オレが翔のこと認めなかったときだって翔は黙ってそばにいてくれた。オレのこと見すてなかった。・・・・・・なのにオレには離れろって言う。世界なんて本当は関係ないんだ。オレにとっては翔のとなりにいられることのほうが大事なんだよ!!!」
『君はそれ以上』 第二章 時空のはざまで より
日曜のドラマを観ていて 大切なものをうしなう哀しみを
避けるようにひとりになろうとする櫻子さんと
それでも支えになりたくてかかわり続ける正太郎くんが
切ないとかんじた
Amazon Kindle
楽天kobo
『君はそれ以上』 電子書籍
∞文芸社書籍情報 『君はそれ以上~出逢い』∞
http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-07035-3.jsp
∞『僕のたからもの』 IOS版∞
http://www.creatorsworld.net/ebook/mc01750119/
∞『君はそれ以上~出逢い』 電子書籍について∞
http://blueaqua-gaia.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-63b7.html
∞Android 版 『僕のたからもの』∞
http://blueaqua-gaia.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-d531.html
うしなう恐怖をおぼえるとき
存在への愛しさがましている証
わたしは あなたのとなりにいたかった
ほんとうは はじめから
わかっていたのかもしれない