Calla
すっかりみどりの季節ですね。
天候がくるくる変わってはっきりしないと思っても、
自然界は確実に動いている・・・
枝だけになっている木々もあっという間に葉が
にょきにょきわさわさ。
そうした光景をみると、同じようにここで生きている
自分もなんとなく嬉しさを感じます。
花屋さんにも、いろんなお花や鉢植え。
ちょっと前に切り花で活けていたカラーが、
ふとしたきっかけで家へやってきました。
今回は鉢植えのピンク。
よくみるカラーは白のものが多いですね。
色の特性もあるのでしょうが、儀式的なものに
用いられることが多いようです。
襟のかたちをイメージしてカラーと呼ぶようになった
ともいわれますが・・・背景にシスターの存在?
以前はかなりピンクもめずらしいものだったようですが、
また品種も増えてるんだろうな。
うちにある輸入花の本にも、黄色、桃色、緑色と
ありましたけど、ちょっと調べてみたら
ずらっとカラーだけでもさまざまなものが。
ピンク、といっても赤系といえばそうだけど、
ついてるなまえちがってると異なる品種ということ・・・
ぱっと見わからなくても微妙に違うのでしょうね。
日当たりのよい窓辺に置いたカラーは、
少しの間で背丈が伸びました。
背筋がぴんとして、格好いい(笑)
一部だけしかみてないのでほかにも説があり、
もしかすると色別に意味があるのかもしれませんが
乙女のしとやかさ・情熱的・清純・清浄
といった花言葉があるようです。
くわしい説明書きのあったところでは、
美しさにまつわる話がありましたね。
姿、かたちのみならず、人としてのありかた・・・
つつましやかな美しさ
それはまわりに対しての配慮によるところが
大きいのだと思います。
ごく自然にそうしたふるまいができる、
行動がとれる、
常にそうあれるよう努めたいです。
少々疲れてるのか、視線が植物だったり
水辺(のいきもの)だったりに向いてしまってます。
でも、やっとほっと息がつけるようになったかな。
これからまた、いろいろなお花が出てくる季節ですから
それもすごく楽しみですね。
春からの環境が変わったり、忙しさで乱れたリズムを
ととのえるひとつの周期にはいっている気がします。
みなさまもどうぞ、無理をしすぎぬよう、時々
休息をとりながらおすごしくださいませ。