私のなかの「ゆずりは」

わたしの推し

 

 

大好きなひとに〝だいすき〟 と伝えることさえむつかしかった私

 

 

歌にできたらいいな

 

絵を 描けたら

 

 

自分の外の おっきな世界に出ることも恐ろしく

さまざまな呪縛からは逃れられないと感じてた

 

 

 

 

ことばを紡ぎはじめたのはいつだったろう

 

 

手探りで なにかを語る かたちにする

だれかとはなす 交流する 投げかける

 

時空をこえ いつしか

辿り着くことをあきらめた場処に立ち

 

驚くほどの拡大を

 

 

 

あなたは私

 

 

知らずいっしょに育ち やがて

 

物語を奏で 想像すらしなかった宇宙を泳いでる

 

 

ことのは は 光 ことのは は 希望

 

 

 

詩の定義がどうあろうと

詩ふ者でありたし

 

愛しらぬとも

愛詠む人なりて

 

たとえ おかしな奴とあざけられようと

私はともに生きてゆく

 

 

 

 

 

ゆずりは」の存在を受けとめ 支えてくださるあらゆるものへ

 

感謝とほほえみを風にのせて

 

 

 

💐大切なあなたにことのはの花束を

 

 

 

「私はただ、この世界を護らなければならないという大義名分のために、彼らを巻き込んでしまっただけなのかもしれません。武士も翔も蒼一も、皆それぞれにさまざまな想いをかかえていたことも考えずに」

(中略)

「わたしは好きですよ、大和さんのこと」
「・・・・・・えっ?」
「みんな、同じなんだと思います。大和さんが大義名分にしばられてるひとじゃないって分かってるからここに来るんです。・・・・・・あなたがいるから」
 きっとお互いを必要として。
「ここは、みんなの還る場処なんです」

           『君はそれ以上~出逢い』

 

 

 

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