君の側で

 

自分の命を意識したのはいつだったろう

 

 

 

「死」が 頭をかすめたときにはじめて だったのか

 

 

 

 

 

あれから幾度も

 

「死」は 追いかけてきたけれど

 

 

生かされた のか 運がよかった のか

 

 

深く考えることもなく

 

 

 

ほんとうに

 

「生きたい」 と願ったのは

 

たぶん

 

 

君に出逢ってからだった

 

 

 

 

 

変わった とも 変わらない とも

 

どちらにもとれる

 

 

 

ただ 違うのは

 

どれほど混沌のなかにあっても

 

静かなる海のようにひろがる

 

 

無限の宇宙が存在する

 

 

何処かに それをかんじている

 

 

 

正体さえつかみづらい次元

 

 

恐ろしさで逃げ出したくなることもある

 

 

けれど もしかしたら

 

君の存在が

 

僕の本質を

 

照らしてくれているのかもしれない

 

 

 

 

 

君は 何もしていない

 

 

しなくていい

 

 

ここにいるだけで 十分

 

 

僕はわがままでよくばりで

 

求めるものも多い

 

だけど それによって

 

君が泣いたり苦しんだりするのなら

 

 

僕はここにいられなくなる

 

 

 

 

 

 

自分にこんな やわらかい部分があるなんてしらなかった

 

 

 

どんなことがあっても

 

君の 近くで いきられる

 

遠くても いっしょに 歩いてゆける

 

道を 手探りで

 

 

 

 

 

君の微笑は僕をとてつもなく倖せにするんだ

 

 

 

 

もしも 生まれ変わりや 輪廻が

 

 

あるのだとしたら

 

 

二人で 如何なる軌跡を

 

 

描いてきたんだろう

 

 

 

 

 

 

これまでも これからも

 

 

 

たとえ

 

 

 

人でなくなっても

 

 

 

 

 

一輪の花

 

 

大樹の森

 

 

吹き抜ける風

 

 

 

 

 

 

姿を変え

 

 

 

未来永劫

 

 

 

 

 

 

笑顔でいよう


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本文は以前、別のブログに公開していた詩(うた)です。

とらえかたはさまざまだとおもいますが・・・なにかにかさなる、
だれかへの氣持ちをあらたにするなど感じていただけるものがありましたら。

 


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大切なひとと一緒にいきてゆけるよう 願いをこめて。。。





 

 

 

「お前、さ、……神様って、いると思うか?」

「えっ?」

「……大和さんが、言ってたんだ。オレとお前は、もともと〝ひとり〟だったんだ……って。けど、ひとりに全部背負わせるのはつらすぎる。だから 神様が〝ふたり〟にしたんだって」
「でも、オレは……!」
「うれしかったんだぜ、オレ。その話聞いてさ……オレが生きてる意味、ちゃんとあるんだ……って……」

       『君はそれ以上~出逢い』  存在理由