久々に読了。・・・去年あたりから時間の割り振り方というか本にあたること自体、
むつかしくなってきていて・・・もう読めんのじゃなかろうか、と内心焦りのような
ものも。とはいえ読みたい氣持ちはあるんです。ぽつぽつ手帖にメモしては「どれから
買うかな?」
さすがに積読っぽい様相の書物がこれ以上ふえるとまずい局面に近かったんで、まずは
いくばくかのエネルギー充填にほっ(´・ω・`)
東山彰良さん。
どっかの時点からか意識のはしにすいっと引っかかってたのを思い出し
エッセイを探してみたら発見したのがこの本。
読みだしたらわりとはやく進みました。単語の選び方とかフレーズのリズムが徐々に
心身に浸透してきて、おかしな話し全然しらない場処だったり光景だったりするのだ
ろうけど時々、自分がそれを体験してるかのごとく「あれ??」一種の錯覚か。
自身との共通項はなさそうながら不思議と懐かしさみたいなものがちらちら・・・
なんだろ、これ。
同世代であれ異世代であれ書物にふれてくといつも、
「言語、しらんのだな・・・」(嘆)
結果、辞書ひく回数の多いこと!←情けなや
でもね、近頃こういう作業たのしいです。記憶がのこっていくと次に単語に出合った
ときに意味がつかめたり。ちゃんとおぼえてたー(万歳)
ちょっぴりミーハー根性もありお迎えした東山彰良さんの本、えいっと申し込んで
よかった、のとあとからふあっとした感触、・・・そういえば、あのときと似てる
??
私のずうっと奥深くに体温を届けてくれた、いまもきこえない『声』を伝えてくれて
いる作家さん(の文)に出合ったころと、空氣が。
奇妙なとこに反応するただの変な奴(笑)それでもなんだかとても、嬉しかった。
書かないという選択肢はない
自分がバラバラになってしまうから。
『Turn! Turn! Turn!』
崇高な目的などではない
聖人君子でもない
たとえ 動機が個々のわがままや愚かさによるとしても
書くことを止めることはできないと感じている